熱処理炉
for
電磁鋼板
真空炉
セラミックス焼成、焼結合金
アルミ蒸着
半導体用シリコン

どのように使われているか
熱に強いという特長を活かして様々な熱処理炉用部品が黒鉛で作製されます。ヒーター、カーボンスリーブ、ルツボ、セッターなどがあります。

活用事例



黒鉛に電流を流し自己発熱させることでヒーターとして使用されます。黒鉛は電気を熱エネルギーに変換する効率が高く、エネルギーコストを削減できます。
耐熱性が高く長寿命であり、不活性雰囲気では3000℃まで使用できます。また、自己潤滑性により相手材を傷めないという特性を活かし、高温炉内において鋼板を運搬するローラーとして使用されます。
その他ルツボ、トレーなどありとあらゆる部材に黒鉛が使用されています。
SECカーボンの製品が熱処理炉用途に適している理由
仕様・スペック
品種 | サイズ (mm) |
熱膨張係数 (10⁻⁶K⁻¹) |
熱伝導率 (W/mk) |
灰分 (%) |
特長 | |
---|---|---|---|---|---|---|
角材 | PSG-332 | 670 × 450 × 3170 | 1.0 | 240 | 0.03 |
緻密で熱膨張係数が低く、低灰分、高熱伝導率を特長とするグレードです。耐酸化性能、耐熱衝撃性にも優れたグレードです。 |
PSG-12 | 670 × 450 × 3000 | 4.5 | 170 | 0.15 |
高強度、耐摩耗性に優れたグレードです。コストパフォーマンスに優れ、物理摩耗が激しい環境で推奨されます。 |