冶金・金属精錬
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ガラス
液晶パネル
銅
高純度アルミニウム
アルミニウム合金
焼結体
その他金属精錬

どのように使われているか
黒鉛の優れた耐熱性、耐熱衝撃性を活かし鋳型、ダイス、定盤、ルツボ、ボート、ロート、滑り板、冷却架台など、あらゆる冶金用部材に黒鉛が使われています。
黒鉛鋳型として代表的なものは、ガラス、液晶パネルの鋳造に使われる電鋳煉瓦用の鋳型などがあります。黒鉛を加工して鋳型を作りガラスの溶湯を流し込む方法が一般的です。

活用事例



黒鉛の鋳型を使用して鋳造される製品として電鋳煉瓦があります。
電鋳煉瓦は一般の耐火物と比較して非常に緻密で強度が高い上に、安定した鉱物で構成されるため耐食性と耐磨耗性に特に優れた特性を発揮します。電鋳煉瓦用鋳型には耐熱性に優れて繰り返し使用が可能な黒鉛が使用されています。
製錬で得られた金属を更に高純度に精錬する溶融金属撹拌用ローターや、溶けた金属を鋳型で冷やし固めながら連続的に引き出して鋳造する連続鋳造用のダイスにも、耐熱性が高く溶融金属との濡れ性が低い黒鉛が使用されます。
連続鋳造は鉄鋼業を中心に、銅、アルミニウムなどの非鉄金属の製造にも広く利用されています。製造された製品は、自動車、船舶、建設など、様々な分野で使用されています。
SECカーボンの製品が冶金・金属精錬に適している理由
仕様・スペック
品種 | サイズ (mm) |
最大粒子径 (mm) |
熱膨張係数 (10⁻⁶K⁻¹) |
熱伝導率 (W/mk) |
特長 | |
---|---|---|---|---|---|---|
角材 | PSG-324 | 670 × 450 × 2650 | 12.0 | 1.0 | 210 |
構成粒子径が大きく熱伝導性、耐熱衝撃性、ガス透過性に優れたグレードです。 |
PSG-11 | 670 × 450 × 3000 | 2.3 | 4.5 | 150 |
コストパフォーマンス、耐摩耗性に優れたグレードです。 |