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SEC Carbon at a glance
早わかりSECカーボン
「どんな特徴の製品を作っているの?」
「業界での立ち位置は?」
魅力や事業の強みをわかりやすく解説します。


どんな会社?
Business
SECカーボンは、
縁の下の力持ち。
SECカーボンのカーボン製品は、普段あまり目にすることはありません。
でも、実はアルミニウムを製錬するためのブロックや、鉄スクラップを溶かすための電極など、ものづくりの現場で大活躍しています。
自動車や家電製品の部品づくりにも欠かせない存在です。
私たちの暮らしを支える大切な素材。
SECカーボンのカーボン製品は、まさに“縁の下の力持ち”です。
SEC Carbon
SEC Carbon
SEC Carbon






特殊炭素製品

ファインパウダー

アルミニウム製錬用カソードブロック SK-B®

人造黒鉛電極
数字で見るSECカーボン
Data
売上高
373
億円 (2023年度実績)海外企業との取引が多く、グローバル市場で大いに活躍しています。主力製品であるカソードブロックを中心に、多様な分野のニーズに応えることで安定した収益基盤を確立しています。


創業
1934
年当社は創業以来、一貫してカーボン製品の生産に携わってきました。これからもカーボンを通じて様々な産業を支えていきます。

工場敷地面積
50
万㎡当社の京都府福知山市にある工場の広さは、約50万m²(甲子園球場13個分)を誇ります。

アルミニウム製錬用カソードブロック(SK-B®)世界シェア
40
% 中国を除く黒鉛化カソードブロック市場における当社推定値当社の主力製品のアルミニウム製錬用カソードブロック(SK-B®)は世界でもトップクラスのシェアです。

企業沿革
History
SECカーボン株式会社の歩みは、SECカーボン(設立時、昭和電極)と協和カーボン(1986年に合併)という2つの歴史的な柱に支えられています。これらの企業がそれぞれの強みを活かしながら融合し、今日のSECカーボンが生まれました。
カーボン
1934
昭和電極(株)設立
翌年、鳴尾工場 (兵庫県西宮市)操業




1962
当時世界最大の24インチの人造黒鉛電極の国産製造に成功
太物電極メーカーの基盤を確立しました


1974
鳴尾(西宮市)から京都(福知山市)へ工場移転
公害が社会問題になる中、最新鋭の設備で無公害の世界一の工場を目指しました。


『経営理念』制定
工場全面移転に際し、全社一丸となるべく、1973年に経営理念を制定しました。ステークホルダー経営を意識した経営理念は今でも受け継がれています。


1984
(株)エスイーシーに社名変更
1950年代頃から当社の略称は、昭和電極(SHOWA ELECTRODE Co.)の頭文字を取ったSECでした。
電極を社名から外し「脱・電極専業」を図ります。


28インチの人造黒鉛電極を製造販売
カーボン
1929
ピッチコークス (株)設立
協和カーボンの前身企業


1945
協和カーボン(株)に社名変更
1961
アルミニウム製錬用カソードブロック開発開始
1970
アルミニウム製錬用カソードブロックに関する特許出願
1971
「SK-B」が商品名称に
共同開発していた住友化学工業(現・住友化学)と協和カーボンの頭文字を取り、SK-B(SUMITOMO KYOWA-BLOCK)としました。
1970年代のオイルショックで電気代が高騰した影響により、大量の電力を必要とするアルミニウム製錬事業は、1980年代には国内からほとんど姿を消しました。当社のカソードブロックは、1970年代後半に輸出を開始し、1986年に国内販売を終了、それ以降、全量を輸出しています。


1986
(株)エスイーシー、協和カーボン(株)が合併
1986
ファインパウダー本格製造開始
黒鉛化技術により、高純度で安定した品質の黒鉛粉を実現しました。


特殊炭素製品(大型押出材)の本格製造開始
1992
岡山工場を牛窓から西大寺へ移転
牛窓には、工場を最新鋭化するための面積がなく、西大寺(岡山市東区)への移転を決定しました。その後、西大寺は特殊炭素製品の加工に特化し、牛窓の生産は京都工場に移管されることになりました。


ペシネー社と『品質協定書』を締結
アルミニウム製錬で世界トップクラスの技術を有するフランスのペシネ―社(現・リオ・ティント社)から、その品質が認められ、ペシネ―社の技術が使用されている工場に当社のカソードブロックが推奨されるようになりました。これが、当社のカソードブロックがグローバルスタンダードになる契機となりました。


1995
30インチの人造黒鉛電極を製造販売


2006
SECカーボン(株)に社名変更
2011
京都工場にアルミニウム製錬用カソードブロック専用工場を増設
世界最大級のカーボン工場となりました。


2020
大学発ベンチャー企業「アイ’エムセップ」を子会社化。カーボンニュートラルに挑む。
CO2を原料としてカーボン材料を生み出す共同研究を行っております。
カーボン
1934
昭和電極(株)設立
翌年、鳴尾工場 (兵庫県西宮市)操業




1962
当時世界最大の24インチの人造黒鉛電極の国産製造に成功
太物電極メーカーの基盤を確立しました


1974
鳴尾(西宮市)から京都(福知山市)へ工場移転
公害が社会問題になる中、最新鋭の設備で無公害の世界一の工場を目指しました。


『経営理念』制定
工場全面移転に際し、全社一丸となるべく、1973年に経営理念を制定しました。ステークホルダー経営を意識した経営理念は今でも受け継がれています。


1984
(株)エスイーシーに社名変更
1950年代頃から当社の略称は、昭和電極(SHOWA ELECTRODE Co.)の頭文字を取ったSECでした。
電極を社名から外し「脱・電極専業」を図ります。


28インチの人造黒鉛電極を製造販売
1986
(株)エスイーシー、協和カーボン(株)が合併
1986
ファインパウダー本格製造開始
黒鉛化技術により、高純度で安定した品質の黒鉛粉を実現しました。


特殊炭素製品(大型押出材)の本格製造開始
1992
岡山工場を牛窓から西大寺へ移転
牛窓には、工場を最新鋭化するための面積がなく、西大寺(岡山市東区)への移転を決定しました。その後、西大寺は特殊炭素製品の加工に特化し、牛窓の生産は京都工場に移管されることになりました。


ペシネー社と『品質協定書』を締結
アルミニウム製錬で世界トップクラスの技術を有するフランスのペシネ―社(現・リオ・ティント社)から、その品質が認められ、ペシネ―社の技術が使用されている工場に当社のカソードブロックが推奨されるようになりました。これが、当社のカソードブロックがグローバルスタンダードになる契機となりました。


1995
30インチの人造黒鉛電極を製造販売


2006
SECカーボン(株)に社名変更
2011
京都工場にアルミニウム製錬用カソードブロック専用工場を増設
世界最大級のカーボン工場となりました。


2020
大学発ベンチャー企業「アイ’エムセップ」を子会社化。カーボンニュートラルに挑む。
CO2を原料としてカーボン材料を生み出す共同研究を行っております。
カーボン
1929
ピッチコークス (株)設立
協和カーボンの前身企業


1945
協和カーボン(株)に社名変更
1961
アルミニウム製錬用カソードブロック開発開始
1970
アルミニウム製錬用カソードブロックに関する特許出願
1971
「SK-B」が商品名称に
共同開発していた住友化学工業(現・住友化学)と協和カーボンの頭文字を取り、SK-B(SUMITOMO KYOWA-BLOCK)としました。
1970年代のオイルショックで電気代が高騰した影響により、大量の電力を必要とするアルミニウム製錬事業は、1980年代には国内からほとんど姿を消しました。当社のカソードブロックは、1970年代後半に輸出を開始し、1986年に国内販売を終了、それ以降、全量を輸出しています。


1986
(株)エスイーシー、協和カーボン(株)が合併
1986
ファインパウダー本格製造開始
黒鉛化技術により、高純度で安定した品質の黒鉛粉を実現しました。


特殊炭素製品(大型押出材)の本格製造開始
1992
岡山工場を牛窓から西大寺へ移転
牛窓には、工場を最新鋭化するための面積がなく、西大寺(岡山市東区)への移転を決定しました。その後、西大寺は特殊炭素製品の加工に特化し、牛窓の生産は京都工場に移管されることになりました。


ペシネー社と『品質協定書』を締結
アルミニウム製錬で世界トップクラスの技術を有するフランスのペシネ―社(現・リオ・ティント社)から、その品質が認められ、ペシネ―社の技術が使用されている工場に当社のカソードブロックが推奨されるようになりました。これが、当社のカソードブロックがグローバルスタンダードになる契機となりました。


1995
30インチの人造黒鉛電極を製造販売


2006
SECカーボン(株)に社名変更
2011
京都工場にアルミニウム製錬用カソードブロック専用工場を増設
世界最大級のカーボン工場となりました。


2020
大学発ベンチャー企業「アイ’エムセップ」を子会社化。カーボンニュートラルに挑む。
CO2を原料としてカーボン材料を生み出す共同研究を行っております。
4つの強み
Feature

“Cathode Blocks”
黒鉛化カソードブロックのパイオニア
私たちは、業界で最も早く黒鉛化されたアルミニウム製錬用カソードブロック「SK-B®」を開発し、
カーボン業界に革新をもたらしてきたパイオニアです。今では、世界シェア40%を誇ります。
アルミニウム製錬工場の電解炉の電力消費削減が求められる今、その実現に貢献する重要な役割を担っています。

“Carbon-Neutral”
カーボンニュートラルへの貢献
CO₂を炭素粒子・黒鉛粒子へと転換する技術を活かし、エネルギー循環の最適化に取り組んでいます。自社だけでなく、企業の工場などから排出されるCO₂の資源化を進めカーボンニュートラル社会の実現を目指します。

“Work Environment”
高い従業員エンゲージメントを実現する職場環境
従業員一人ひとりが誇りを持ち、最大限の力を発揮できる職場環境づくりに取り組んでいます。働きやすさと成長機会を提供し、高いエンゲージメントを実現することで、持続的な企業価値向上を目指します。

“Plant”
カーボン業界で世界最大規模の一貫工場
京都工場は、世界最大規模の一貫工場の一つです。ほぼ全ての製造工程を一貫して担うことで、柔軟かつスピーディな対応を実現し、高品質な製品を提供しています。