research

研究開発

研究・開発

Research & Development

当社は京都工場内に開発拠点を配置し、製造工程と直結した活動を展開しています。

私たちは、カーボンメーカーとして、原料分析から素材の基礎研究、さらに製品が使用される環境下での特性評価まで幅広く取り組んでいます。その中で、品質の向上、新製品の開発、そして製造技術の革新を目指し、日々挑戦を続けています。

また、国内外のお客様の声に耳を傾けながら、次世代を支える素材と技術を生み出すため、産官学の連携を通じて新しい価値の創造に積極的に取り組んでいます。

これからも、カーボンに秘められた無限の可能性を追求し、未来に貢献する技術と製品を提供してまいります。

カーボンリサイクル研究室

Carbon Recycling Lab.

CO₂をカーボンに変える研究

同志社大学発のアイ’エムセップ株式会社が持つ溶融塩電解技術とSECカーボンの熱処理技術を組み合わせることによって、二酸化炭素を炭素粒子に変換することに成功しました。
二酸化炭素の資源化により、カーボンニュートラルへの貢献が期待されます。

採択実績

2022〜
2024年度
  • 成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)
    非水系⼆次電池の高性能化に資する溶融塩電解技術による炭素微粒子の研究開発
2024〜
2025年度
  • NEDO先導研究プログラム
    人造黒鉛における化石由来原料依存からの脱却に資する革新的製造技術の開発
    黒鉛材料の非化石原料化に向けた研究開発

今後の展望

SECカーボンは、企業の拠点や工場などから排出される二酸化炭素を炭素粒子・黒鉛粒子へと転換し、持続可能な炭素・エネルギー循環社会の実現を目指しています。
より一層の環境負荷低減に向けた革新を続け、持続可能な未来をステークホルダーの皆さまと共に創造してまいります。