沿革

1934年(昭和9年)の創業から75年以上、その間、太平洋戦争末期の鳴尾工場の壊滅的な被害、そして西宮市から京都府福知山市への工場移転や、昭和電極と協和カーボンの業務提携・合併など、現在のSECカーボンの姿になるまでには時代ごとにさまざまな出来事がありました。
しかし、激変する中でも、絶対に変わらなかったもの、それはモノづくりにかける熱い想いです。常に時代の一歩先を見つめ、社会に必要とされるものを送り届けるべく、情熱をもって取り組んできました。2009年(平成21年)には本社事務所を尼崎フロントビル(現JRE尼崎フロントビル)6階に移転、2011年(平成23年)には京都工場内にSK-B専用の新工場を建設するなど新たな挑戦も始まっています。皆さまの期待に応えるべく、さらに前進を続ける私たちにどうぞご期待ください。

1934(昭和9)年10月 資本金200万円で昭和電極株式会社を設立
1935(昭和10)年3月 西宮工場操業開始
1944(昭和19)年7月 資本金を3,000万円に増資
1945(昭和20)年6月 戦災により全工場焼失
1946(昭和21)年2月 工場再建、人造黒鉛電極の製造を開始
1962(昭和37)年4月 24インチ太物電極生産開始
1963(昭和38)年7月 株式を大阪店頭銘柄に登録
10月 資本金を1億2,000万円に増資
1964(昭和39)年11月 資本金を2億4,000万円に増資
1967(昭和42)年7月 資本金を3億6,000万円に増資
1968(昭和43)年8月 資本金を10億円に増資
1972(昭和47)年5月 京都工場建設に着手
1973(昭和48)年6月 京都工場一部操業開始
1974(昭和49)年10月 京都工場竣工、全面操業開始
  西宮工場操業停止
1976(昭和51)年6月 京都工場にてJIS表示許可
1984(昭和59)年6月 超大型ポール加工ライン完成
7月 株式会社エスイーシーに商号変更
11月 大証2部上場、資本金を44億円に増資
1986(昭和61)年6月 資本金を54億円に増資
12月 協和カーボン株式会社と合併
1990(平成2)年7月 資本金を59億円に増資
1992(平成4)年9月 岡山工場西大寺加工工場操業開始
1994(平成6)年1月 京都工場にてISO9002認証取得
1998(平成10)年9月 岡山工場牛窓操業停止
1999(平成11)年12月 京都工場にてISO14001認証取得
2002(平成14)年3月 京都工場にてISO9001に更改
2006(平成18)年10月 SECカーボン株式会社に商号変更
2009(平成21)年1月 本社を尼崎フロントビル(現JRE尼崎フロントビル)に移転
2011(平成23)年11月 京都工場にSK-B専用工場を増設
2013(平成25)年7月 東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
2022(令和4)年4月 東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第二部からスタンダード市場へ移行。