Job Overview 仕事を知る

粉成

生産部門

モノづくりの起点となる製造工程

粉成工程は、製品の形を作る最初の工程であり、「粉砕」「配合・捏合」「成形」に分かれています。
「粉砕」原材料を所定の粒度に粉砕・篩い分けします。
「配合・捏合」配合基準に従って計量配合をした後、混合・捏合します。
「成形」押出プレスにより、所定の形状・寸法に整えます。
各工程とも安定した品質になるように温度、時間や成形圧力などの定められた項目を厳密に管理しています。制御室での管理に加え、定期的に現物の監視・確認も行っています。

焼成

生産部門

炭素の力を熱で引き出し、安定した品質に

焼成工程では、製品に熱的安定性や機械的強度、電気伝導性を持たせるために、高温での焼成を行います。さらに、ピッチ含浸を施し再焼成を行うことで、組織をより緻密にし、強度を一層高めています。
温度変化が製品の品質に大きく影響するため、制御室で24時間体制での温度管理を行うとともに、 焼成後の製品検査を通じて、安定した品質の実現に努めています。

加工

生産部門

ミリ単位のこだわりで、多様なニーズ応える高精度加工

加工工程では、お客様の要求に応じた形状・寸法に仕上げるため、機械加工を施して最終製品へと仕上げていきます。お客様ごとに異なる図面や加工基準に基づき、ミリ単位で精密に加工・調整します。
機械の設定や刃物の選定、加工条件を適切に管理することで、高い加工精度を実現しています。
また、ファインパウダーについては、要求された粒度に応じて分級処理を行い、所定の粒度に調整しています。
加工後は寸法や外観を検査し、その後、最終的な品質確認へと進みます。

生産管理

生産部門

営業部門と製造部門を繋ぎ、安定したモノづくりを実現

販売計画に基づいて、生産から出荷までの工程を計画・管理します。
具体的には、生産計画の立案、工程進捗の管理、在庫管理、出荷・運送調整など、 業務は多岐に渡っており、生産活動全体の最適化を目指す重要な役割を担っています。

電機

生産部門

電気の分野から、工場の生産活動をバックアップする

京都工場の電気設備の点検や工事の計画と実施、黒鉛化工場の管理や全社のエネルギー管理を担当。当社の「電気」を司り、安全で円滑な生産活動をバックアップしています。大型設備を備えた工場で、スケールの大きいさまざまな工事に携わっています。

人を知る

工場の安定と進化、会社の未来を「電気」の力で支える。

2012年新卒入社

京都工場／施設部　電機グループ

施設

生産部門

設備を守り、安定操業を支える

新設・増設・更新に関する設備工事の依頼を受け付け、業者への見積依頼、発注、工程管理、試運転まで対応しています。建屋や設備の修理・改造についても同様に行っています。
また、設備の定期メンテナンスを実施し、突発的な故障の未然防止や経年変化の観察を通じて、設備の長寿命化に取り組んでいます。万が一、突発的なトラブルが発生した際には、迅速に内作修理や改造工事を行い、設備の停止期間を最小限に抑えています。

品質保証

生産部門

安定した品質で、安心と満足を届ける

製品の品質を維持・向上させ、お客様に安心・満足を提供するために、原材料受入れから製品の出荷、納品後まで品質に関する役割を担います。
具体的には、品質検査、品質基準の策定、製品に不具合が発生した場合の調査と改善、顧客対応などを行います。また、より良い製品とサービスを提供するために品質管理、検査技術の研究及び改善に関する業務の管理と推進を行います。